矯正治療

子どもの矯正

歯並びが悪くなってしまう原因の90%以上が顎の成長に起因しています。
よって、子育て真っ最中の親御さんのご判断の下、タイミングを逃さないことが重要です。

子どもの体の成長は個人差もある上に、部位によっても違います。顔に関していえば大事な脳神経を守る頭部が初めに成長していき、徐々に鼻・口と進んでいきます。鼻と上顎の成長は6歳でピークに、下顎の成長は12歳前後にピークを迎えます。(上顎の成長が悪い場合には鼻にも悪影響を及ぼす傾向が強いです。)

子どもの矯正の場合は12歳(小6)で全ての永久歯がきれいに並ぶ顎の大きさになるようきちんと成長を手助けし、それに伴う発音、食事などの運動機能、姿勢、学習意欲など、全身の健全な成長を促してあげる効果を期待するものです。

将来を見据えて、歯の並びに異常がない段階から、細心のケアを行っていきましょう。
10年後、20年後、健全で審美的な永久歯に、きっと、お子さんから感謝されることでしょう。

大人の矯正

子ども時代の矯正が間に合わず、残念ながら体の成長が終わってからの「大人の矯正」は、顎の成長を促す治療は困難になります。そうなると歯自体を動かす矯正(歯列矯正)になります。

ただ、成長には個体差がありますので、20代、30代の方でもある程度は顎を拡げながらの方法を併用することも可能です、狭い顎の中にスペースを確保するために抜歯する考え方もありますがそれがすべてではないと考えております。

私ども歯科医は患者さまの大事な歯を守るために細かく診査・診断をし、最善の治療方針をご提供する、いわゆるオーダーメイドのスタイルをとっております。

   歯とは・・・
   人間の歯は親知らずを除き、合計28本、それぞれに役割があり、1本でも無くなってしまえば、
   咀嚼時に他の歯に負担がかかり、いずれ歯の崩壊につながってしまいます。

患者さまお一人おひとり、歯並びで気にされている内容はさまざまと思われますのでどのようなことでも話いていただければと考えております。

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